組立や撤収時に収束と展開を繰り返すフレームには、接続箇所の可動部分に問題が起こります。これらの問題を独自構造のKTブラケットによりすべて解決しました。
- 自由な枢動だけを求めれば可動部の緩みやガタつきにつながり、強固な接続にならない。
- 強固な接続だけを求めれば可動部がきつくなり、収束と展開に不具合が生じる。
- 強固な接続にはフレームと可動部の密着した固定が必要となり、異物が入り込んだ際に可動部に支障が起こり破損するおそれがある。
フレームを挟み込むようにしっかりホールドする独自構造により、風などに煽られた際にフレームの歪みやたわみを防止する強固な接続部を実現。同時に接続箇所の可動部に自由な枢動を可能にし、強固な接続と自由な枢動という相反する課題を解消しました。さらにフレームとの密着面の形状を波型にすることで、接続部分に異物が入り込んでも稼働しながら異物を排出します。