
フレームには、強度・耐久性を確保しながら、
アルミと変わらない軽量化を可能にするフルハードスチールを採用。
軽さを求めて、強度も求める。開発とは常に矛盾との戦いです。
アメリカで流通していたワンタッチ式のタープはイベント用の大型製品であり、手軽なレジャーには重量がネックでした。そのため、私たちは、強度を保ちながら軽量化のための研究と開発に、多くの時間を費やしました。
各部材のサイズと部材を徹底検証することで、大胆なサイズダウンを実現。
軽量を売りにしている他のプロダクトが、どのような素材でつくられているのか。タープのようなアウトドア用品に適応できるのか。コスト面でのハードルを高めずにつくれるのか。さまざまな検証と実験の結果、たどり着いた答えが各部財のサイズと素材の見直しでした。強度を考えながら、どこまで各部材をサイズダウンできるかを検証。素材に関しては、通常のスチールの硬度が55-65HRBであるのに対して、約1.3倍の硬度85HRB以上をもつフルハードスチールと同等のものを使用していました。
大胆なサイズダウンとフレームの軽量化により、
女性や子供でも持ち運べる優れたポータビリティを実現。
常識を覆した大胆なサイズダウンと素材の選定が、フレームの軽量化を実現したカンタンタープ。女性や子どもでも持ち運べる重さを実現し、手軽なレジャーやスポーツ観戦など、タープ利用の裾野を広げる最大の要因となりました。
